【執筆者代表・監修】
広島大学 副理事 教授
『1日10分 言語力ドリル』の学習をさらに深めることができるワークノートです。
文章を論理的に読む力や、意見を短文で表現する力を磨いて、論理的思考力や表現力をより確かなものにします。
全5章からなり、第1〜3章は「基礎力養成問題」として、論理の力を養成するワーク問題を11回分、第4章には「演習問題」を2回分、第5章には「大学入試〈新傾向〉対策問題」2回分を収録しています。
生徒さんが自分で答え合わせできる、採点のポイント入りの別冊「解答解説」がついています。
※小論文教材 支援コーナーから、全問題の「本文・解説データ(word/一太郎)」をダウンロードいただけます。 プリント・小テストの作成にご活用ください。
大学生活や社会で必要不可欠な「論理力」。これを高めるため、これからの大学入試では、「論理的に読み、考え、書く力」が重視され、各大学の個別試験でも、長文を読み、考え、書く問題が増えることが予想されています。
こういった入試の変革に対応するためには、大学進学を目指す高校生は、どうしても多様な情報の中の「論理」を読み解き的確に記述する力をつけなければなりません。そのためには、「論理」の取り出し学習が必要であり、また、継続的に学習して身につけていく必要があります。
本書では、第1〜3章で論理の力を養成し、第4章の演習で応用力をつけたうえで、第5章「大学入試〈新傾向〉対策問題」に挑戦するという流れで、無理なく効率的に入試に対応した力を養うことができます。
●解答時間の目安は15〜20分。
●各章の冒頭に、「学習目標と身につく力」の解説ページを設けています。その章で学ぶ内容や目的、効果が示されており、学習目標を明確にしたうえでワーク問題に進むことができます。
●各回の冒頭にはその回で学ぶ内容の「POINT」を示しています。POINTを学習して知識を身につけたあとで問題に取り組むことで、知識の定着を図ります。
●短文記述式の問題が中心です。ただ文章から抜き出すのではなく、文章を読んだうえで自分で考えて書く問題を多数出題しています。
●学習項目は、言い換え・要約、具体・抽象、対比・類比、主張・理由・具体例、演繹・帰納など。文章を論理的に読んだり書いたりするために必要な項目を選りすぐって出題しています。