【執筆者代表・監修】
広島大学 副理事 教授
『論理力ワークノート 』の学習内容からさらに発展した、入試現代文対策として使える、実践的な「論理力」を鍛える問題集です。
執筆陣には、予備校の人気講師2名に加え、国公私立大学の現役の先生方を迎えました。
大学入試に向けて、基礎から応用,そして実践まで、段階をふんで力をつけたい場合にぴったりの教材です。
早く進路が決まった生徒さんの場合は、大学での学びに向けて、論証系の長文を読みこなす練習にもお使いいただけます。
※小論文教材 支援コーナーから、全問題の「本文・解説データ(word/一太郎)」をダウンロードいただけます。 プリント・小テストの作成にご活用ください。
●解答時間の目安は15分。1,000字程度の文章を読みます。
●各回の冒頭の「POINT」コーナーでは、その回で学ぶ内容をまとめています。ここで必要な知識を整理し、練習問題を解くことで、入試のみならず大学入学後の学習・研究にも通用する、複雑な文章を論理的に読み解く技が身につきます。
●学習項目は、具体・抽象、対比・類比、主張・理由・具体例、演繹・帰納・アブダクションなど。文章を論理的に読んだり書いたりするために必要な項目を選りすぐっており、『論理力ワークノート』の学習項目とも対応しています。
『論理力ワークノート』第1~3章では、学習したことを各項目300~500字程度の課題文読解で練習しますが、『論理力ワークノート ネクスト』では、より長く、論の展開が複雑な文章を使って練習します。『論理力ワークノート』をやり終えた後に『論理力ワークノート ネクスト』に取り組むことで、一度学習した内容を、さらにレベルアップした問題で復習することができ、身に付けた力をより確実に実践的に使える力へと高めます。もちろん『論理力ワークノート ネクスト』1冊でお使いいただくこともできます。
●大学の教養教育に携わっている、現役の先生方が執筆。
●解答時間の目安は15分。1回あたり、1,000字程度の文章※を読みます。
※3000字程度の文章を、2~3回に分割して学習します。全8回で、3つの文章を扱います。
●第1章で身につけた力を使って、大学入試問題などを素材とした問題に挑戦します。
●1つの文章を1,000字程度に区切り、2~3回に分けて読むことで、細部に着目しながら、短い文章を確実に読み切る力がつきます。
●相澤理先生が執筆。
●解答時間の目安は20分。2,500~4,000字程度の文章を一気に読み解くことに挑戦します。
●難関大学を中心とした入試過去問からの出題です。近年の入試傾向などもふまえ、「論理力」を鍛えるにふさわしい良問を取り揃えました。ここまでに学習した技を実践することで、正解にたどり着くことができます。
●小池陽慈先生が執筆。
どの回にも、課題文の内容や展開を整理するコーナーを設けました。文と文、段落と段落の関係をとらえながら読むことで、本文の構造を把握し、理解を深めることができます。
第1章《基礎》では、図や表を使い、本文の内容を体系的に整理する力を身に付けます。
第2章《応用》と第3章《実践》では、ポイントとなる箇所を穴埋めで確認しながら読む練習を通じて、将来的には自分の力で文章の論理構造を把握しながら読解できるようになることを目標としています。
解答解説は充実の56ページ。〈本文や設問をどのように読み、どう考えればその正解にたどり着けるのか〉〈誤りの選択肢はなぜ間違っているのか〉をはっきりと解説しているため、自学自習でも使いやすくなっています。
第1章《基礎》は、問題同様、大学で教養教育に携わっている現役の先生方が解説。一題一題、学習したことを使って、考える筋道をたどりながら解説しているので、着実に実力をつけることができます。
第2章《応用》と第3章《実践》は、全問題を、人気予備校講師が講義形式で解説。読み進めることで、まるで先生方の授業を実際に受けているかのような感覚で、自分で思考し、理解する力が身につきます。
さらに,入試で役立つ,講師書下ろしのコラムも収録。問題を解いて力が付くのはもちろんのこと,解答解説を読み込むことで,さらなるレベルアップを図ることができます(第2章《応用》のコラムは,問題冊子に収録されています)。