担当者のつぶやき どこでもドアと小論文

こんにちは。担当者Uです。


突然ですが、「どこでもドア」ご存じですか?
先生、高校生問わず、たぶん多くの方がご存じですよね。


しかし、今日ご紹介するのは、某ロボットが持っているアレではありません。

以前にも取り上げた「駅のホームから線路への転落問題」に関連する「どこでもドア」です。
詳細は鉄道会社のウェブページをご参照ください。


以前に転落防止のためのドアはコストがかかる、と言いましたが、そのコストの一因として、「到着列車によってドアの数や位置が異なる」という問題もあったのですね。
それをこの「どこでもドア」は解決するようです。

椅子の向きを変える、という方法は非常に興味深いものでしたが、酔ったお客さんへの対応にとどまります。
線路に落下までしなくても、高速で移動する列車にすぐ触れることができてしまうホームの構造は、やはり危険であることに変わりはありません。

以下は「歩きスマホ」がテーマの小論文入試ですが、歩きスマホを原因として駅のホームや階段へ転落する、ということが問題視されています。


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課題「歩きスマホ」スマートフォンの画面を見ながら歩く「歩きスマホ」で、駅のホームや階段から転落するなど、様々な事故が報告され、歩きスマホ防止を呼びかけるために規制を求める声も出始めた。ネット検索大手企業の調査では、延べ5万人のうち75%が「規制が必要」と回答している。「歩きスマホ」について、あなたの考えを書け。
(帝塚山大学・推薦)
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スマホ利用者のマナー、という視点でなく、鉄道業者の取り組み、という視点であれば、今回のような取り組みは解決策のひとつとなり得るものです。
まだ実証実験の段階のようですが、有効活用される技術になるのか、楽しみですね。