小論文教材のご案内 更新

小論文教材のご案内」ページを更新しました。

2014年度教材の内容に変更となっております。

2014年度より、添削課題一覧や受験料に一部変更がございますので、先生方はご注意ください。

ニュースダイジェスト 2月分アップ

こんにちは。担当者Uです。

「ニュースダイジェスト」2月分を更新しました。

2月と言えば…大雪がすごかったですね!
山梨県などは交通がマヒして、「陸の孤島」と表現されていました。
道路や線路が発達した現代でも、少し大きな自然災害が起こると、簡単に交通網がストップしてしまうということに、改めて驚いてしまいます。
今の社会は確かに便利ですが、その便利さも絶対ではない、ということを心の片隅にいつも置いておかないといけませんね。

入試小論文でも、地震やゲリラ豪雨など、自然災害についての出題がよくみられるようになっています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎都市の水害への備えに関し、具体的な事例を挙げてあなたの考えを述べよ。(東洋大学 理工学部 都市環境デザイン学科 推薦)

◎近年、多発する自然災害に対し、歴史研究の成果に注目が寄せられている。 1.歴史研究は、自然災害に関して、社会にどのような役割を果たすことができるだろうか。また、あなたが大学で歴史学を専攻する学生だったとして、実際に災害に見舞われてしまった時、2.その専門性を生かしてどのような活動ができるだろうか。(宮城学院女子大学 学芸学部 人間文化学科 推薦)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自然災害と歴史研究、というのはおもしろそうなテーマですね。
こうしてみると、大学で学ぶことと私たちの生活は密接につながっているんだ、ということがよくわかります。
このニュースで取り上げたことも、入試でそのまま出題されるかもしれません。
日頃からこうしたニュースに敏感になっておくと、それが一番の小論文対策になりますよ~。

担当者のつぶやき (小)論文の作法

こんにちは。担当者Uです。


先日このブログで「1月、世間で特に注目されたのは、STAP細胞のニュース」だと書きましたが、今なおこのような形で世間をにぎわせることになっているとは、予想だにしませんでした・・・。


世間の反応はもはや「論文の信頼性」というだけにとどまっていない様子ですが、小論文のお仕事をしている私たちは、やはり「論文の信頼性」ということが気になってしまいます。


今回のSTAP細胞の研究成果が実際にはどのようなものであるのか。これについては今なお調査中であると思いますので、深く追求することはしません。しかし一般論として言えるのは、「論文において人の意見を使用するときは、それが『引用』であることをはっきり示すこと」が大原則だということです。


これは高校生のみなさんが書く「小論文」でも同じことです。


日頃、小論文テストの添削の現場に立ち会っていると、よく
「解答例文を丸写しした答案」
「丸写しではないけど、第○段落の内容は解答例文そっくりそのままの答案」
「具体例だけ変えていて、あとは解答例文とまったく同じ中身の答案」
などに出会います。
一見、よく書けているように見えるのですが、何かから流用したことが明らかな場合、点数を大きく下げることがあります。


「論文」にしても「小論文」にしても、書いた人独自の考えを示すことが大切です。
仮に結論が「みんなと同じ考え」だったとしても、「私は■■の理由から、やはりみんなと同じように、△△という考えが正しいと考える」というような形で、「独自性」を出すことは可能です。
そうした手続きを踏まずに、あたかも最初から自分が考えたかのように「私はこう考える」と述べたとしても、そこに説得力は生まれません。
もっと重大な論文であれば、人の意見を盗んだひどい人間、という評価をされることになるかもしれません。


もちろん、自分一人で一から説得力のある意見を述べることは大変です。
ですから、人の意見を使用するときは、「これまでこの問題については○○という人がこう言っていた」「新聞ではこの問題についてこう書かれている」などのように、誰がどう書いていたか、ということをはっきり述べることが必要です。
こうすれば「自分の意見」と「人の意見」をはっきり線引きしていることが読む人にもわかりますから、「盗んだ」ことにはなりません。


念のため確認しておきますが、今回のSTAP細胞の論文が盗作だと言っているわけではありませんよ!論文の「体裁」「作法」としてはおそらく重大な問題があったのだと思いますが、その研究自体にどの程度の価値が残されているのか、ということの検証はまだこれからなのだと思います。


少なくとも何らかの新しい発見があって、これからの科学の進歩に少しでも貢献できる要素が残っていたらいいなぁ・・・と担当者Uは思っています。

担当者のつぶやき 「卒業」

こんにちは、担当者Uです。今日は高校生のみなさん向けにつぶやいてみます。

3月は「卒業」のシーズン。進路が決まった方、おめでとうございます!まだの方、あと一息です!

このサイトも受験に向けてがんばっている高校生のみなさん、先生のみなさんのお役に立てることを祈って開設しています。

スタッフ一同がんばっていますので、何かご要望があったらご連絡くださいね。

唐突ですが、「卒業」というキーワードでは、どのような小論文入試が出ているんだろう? と気になり、社内のデータを調べてみました。

一例ですが、こんな結果が出てきました↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~

◎入学後の勉強への取り組みや卒業後の進路への考え方などについて書け。(北海道自動車短期大学 自動車工業科 一般)

◎あなたが本学の書道専攻に進学してまでも書道を学びたい理由を自分の将来(卒業後)の希望と合わせて具体的に述べよ。(東京学芸大学 中等教育教員 書道専攻 推薦)

◎A村は、高齢化が進んだ山間の豪雪地帯にあり、毎年屋根の雪下ろしが追いつかず、家屋の倒壊が相次いでいた。そこで、A村の近くにあるB大学では、卒業に必要な科目として、学生に対してA村の除雪のボランティア活動を事実上義務付けた。このことの是非について論じよ。(新潟大学 法学部 後期)

◎あなたは、本学卒業後、歯科医師になってから、どんな夢や目標、あるいは大志を実現したいと思うか。複数のイメージでも差し支えない。できるだけ詳しく書け。(大阪歯科大学 歯学部 前期)

~~~~~~~~~~~~~

うーん、いろんな問題があるものですね。普段から仕事で入試問題を見ているUもびっくりです。

比較的、志望理由的なものを書かせる出題のなかでよく用いられるようですが、まだ大学に入ってどんな生活が待ち受けているかもよくわからない高校生に「大学卒業後の将来」まで見据えて考えを述べさせるんですね!これは大変です。

しかし、高校生のうちからこうした考えをきちんと整理しておくことはとても大事です。「目標」を持って、ではその「目標」を達成するためにどのような「行動」をとらないといけないかを考える、という作業は、大人になってからも必要になることです(Uの今年の目標は「毎月10キロ走る」です。どうでもいいことですが)。

「近いから」「友達がいるから」といった理由で進路を選んでいませんか? しかし、大学の先生の気持ちになってみれば、「本当にうちの大学でちゃんと勉強する気あるのかな・・・」と思われてしまうでしょう。

大学側にも「お、この受験性はやる気があるなー」と思ってもらえるだけの文章が書けるようにならないといけません。そのためには繰り返し練習することが大切です。

小論文入試でどんな内容が出題されているかを知りたい方は、「入試過去問BOX」をご覧ください!大学がどんな問題を出題しているのか、眺めるだけでも、けっこうおもしろいものですよー。