担当者のつぶやき 読書

こんにちは、担当者Uです。

最近、この人の本をたくさん読んでいます。

book

仕事でも読む機会がありますし、お休みや通勤時、娯楽としても読む機会があるのです。
小説もエッセイもおもしろくてためになる、こんな作家さんは珍しいですね。

特にこの『科学的とはどういう意味か』、非常にタイムリーな本でした。
文系と理系ってどういうことか? 特に「理系」「科学」とはどういう意味なのか? ということがわかりやすく説明されています。
入試でもときどき見かけますよー。

でも、小説もじわじわとためになります。
上記『すべてはFになる』文庫版にて、瀬名秀明さんが実に見事に指摘していらっしゃいます。

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私は本シリーズをもっと若い研究者たちに読んでほしいと思っている。犀川(U注:『すべてがFになる』の登場人物。工学部の助教授)が語ることは、常に若い研究者への励ましであり、また科学の営みとは何かということを再確認させてくれる的確なアドバイスなのである。
(瀬名秀明「解説」森博嗣『すべてがFになる』講談社文庫
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本当にそう思います。Uは理系ではありませんが、大学で勉強することの醍醐味を、この作家さんは間接的に教えてくれます。

いや、「ためになるから読む」なんて、本当に楽しい小説の読み方ではないのかもしれませんが…。

ニュースダイジェスト 5月分アップ

ニュースダイジェスト」2014年5月分を公開しました。

担当者のつぶやき 小論文講師のつぶやき紹介!

こんにちは。担当者Uです。


今日はやや高校の先生向けの文章になります。

いつも会社に助言をいただく小論文の先生がこんなことをおっしゃっていました。



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いろんな学校へ訪問していると、
書くための「ネタ」がないから小論文が書けないのだ、とよく言われる。

もちろん、小論文指導の時間がなかなかとれない中、短期決戦で志望先の「傾向と対策」を見据え、そこに必要な「ネタ」を収集していく…という練習方法は存在する。

しかし、実際にはネタがあってもなかなか書けないように思う。
とある学校では、やはり指導時間がとれない中、志望分野に直接関係のあるテーマのネタだけ勉強した生徒は受験に失敗したが、
分野を限定せず、さまざまな問題に取り組んだ生徒は合格した、とのこと。
難しいかもしれないが、1年生のうちから地道に取り組むことが一番のように思う。
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そうですよねー。
Uもいろんな入試問題をよく見ますが、「え、この学部でこんなこと聞かれるの?」というような問題はたくさんあります。
大学・学部によって出題傾向(のようなもの)がないわけではないのですが、狙い撃ちして勉強しても、確実にヒットするとは限りません。
やはり確実なのは早いうちからコツコツと勉強しておくことだと思います。



「いや、それができれば苦労しないんだよ!」というお声はよくわかります…。
この小論Netが「コツコツ」勉強することの助けになれば一番うれしいのですが。
もし、高校の先生で、生徒さんへの指導にお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひお問い合わせフォームにてご連絡ください。
全国の小論文スタッフが相談に応じます!

担当者のつぶやき 大学初年度教育

こんにちは。担当者Uです。

少し前の新聞記事ですが、興味深い内容が載っていました。

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山形大学は4年前から、新入生対象に作文や討論・発表力を養う「スタートアップセミナー」を実施している。大学での学習の基礎になる日本語力の向上のため。学習用にテキスト「なせば成る!」も発行するが、具体的なテーマは学科やコースごとに担当教員が決めており、1年生の時から専門課程への理解を深め、進路を見つめ直す機会にもなっている。
(中略)
大学生としての学びの技法を身に付けるだけでなく、将来を見据えて何をどう学ぶのか、といったイメージを明確に持たせたい。セミナーには、そんな思いも込められている。
(2014年5月2日付『読売新聞』「教育ルネサンス 生徒から学生へ4 日本語磨き 将来像も描く」)
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最近は大学入学後にこうした基礎的な力を学ぶ機会が増えているようですね。
Uが学生のときは、こんな親切な授業はありませんでした。「え、レポートってどうやって書けばいいの?」「4000字なんてとても書けない~!」などと言っていたことが懐かしいです…。
よく言えば「親切」ですが、でも大学の先生から言わせれば「大学できちんと勉強できるだけの力が新入生についていないから、こうした授業で基礎的なことを教えていかないといけない」ということなのかな、とも思います。

調べてみましたが、山形大学の『なせば成る!』というテキストは

・大学で学ぶということ
・学びの技法
・プレゼンテーションを学ぶ
・グループで学ぶ
・レポートを書く
・調査・情報収集の方法

という内容で構成されているようです。

でも、小論文担当者のUとしては、「高校で小論文学習をしっかりやっておけば、少なくともレポートや情報収集の方法で困ることはあんまりないんじゃないのかな…」とも思ってしまいます。
高校生のみなさんにとっては「小論文」の勉強はしんどいかもしれませんが、小論文で学んだことは、必ず大学に入ってから役に立つと思います。
「問われたテーマに正しく答える」「自分の意見を明確に一貫した内容で述べる」「自分の意見と見聞きした情報を区別する」といったことは、小論文でもレポートでも同じように大切なことですから。

受験対策は本当に大変でしょうが、小論文学習を「受験を乗り切るために最低限のテクニックだけ身に付けておけばいいや」などと考えないで、自分の意見を人に伝えるとはどうすればよいのか…という、大きな目的のなかに位置づけてもらえたら、と思います。

担当者のつぶやき キャラクターと世界進出

こんにちは。担当者Uです。

仕事でいろいろと調べごとをしていると、すごいキャラクターを発見しました。
朝のテレビでも取り上げられているようなので、ご存じの方は多いと思いますが…Uは初めて見ました。


KIRIMIちゃん.←「.」が入るのが正式のようです

ぐでたま



おお、こ、これは…。斬新ですね…。

しかし、こうした新しいキャラクターの開発は「キティちゃん頼み」になっているサンリオという会社の危機感の表れでもあるそうです。
今、キティちゃんは世界にものすごい勢いで広まっているようです。
Uが以前旅行したときにも、パリのど真ん中のオシャレな百貨店で、キティちゃんコーナーが大きく取り扱われているのを発見しました。
「えー、パリでキティ???」とびっくりしたものですが、その後TVでハリウッド女優さんがキティちゃんグッズを身に着けているのを見て、その広がりを実感しました。


このような「かわいいキャラクター」は日本独自のものとして、海外の人からは認知されているようです。日本はこの動きを逆手にとって、積極的に「新しい日本文化」として発信しているようです。
なんだかちょっと気恥ずかしいような気もしますが、海外の人にも喜んでもらえて、まあよしとしたらいいんでしょうか。アニメだけではなく、もっといろんな日本を知ってほしい!とも思いますが。


さて、唐突にかわいいキャラクターのお話をしてしまいましたが、こうした「ネタ」も小論文入試で出題されることがあるんですよ!一例を紹介します。


・アニメやマンガをはじめ、日本文化の発信にとってポップカルチャー(大衆文化)が占める割合は、近年無視することのできないものとなっている。異文化理解におけるポップカルチャーの役割について、具体例を挙げてあなたの考えを述べよ。(日本大・国際関係・国際教養・推薦)

・『2012年7月31日「西日本新聞」』から、コスプレの愛好家がコスプレの魅力について述べた部分を読み、「世界コスプレサミット」のような行事が、主催する実行委員会に外務省が加わっている事実を踏まえて、現代の日本のポップカルチャーが国際的に広がっている現象について論評せよ。(富山大・人間発達科学・発達教育・後期)

・情報通信システム工学科は、入学者受け入れ方針の一つに「情報科学技術を通じ、人類の幸福と社会の発展に貢献しようとする意欲を持っている人」を掲げている。これを踏まえて、次の問いに答えよ。いわゆる「ゆるキャラ」と情報技術を合わせることにより、どのような地域振興が可能だろうか。あなたのアイディアとその効果について、まとめて記述せよ。(宮崎大・工・情報システム工学・推薦)


難しそうなことを言っていますが、元ネタは「アニメ」「コスプレ」「ゆるキャラ」なんですよね~。3つめの出題は「地域振興」がテーマですが、こうしたあまりに身近?な話題も出題されることがあるんですね。


そう考えると、ちょっと小論文の勉強も楽しくなってきませんか?