こんにちは。担当者Uです。
例によってごぶさたしております。
気づいたら暑い夏も終わり、秋も深まってきましたね。
この話、真夏の暑い頃のことなのですが、すっかりアップするのを忘れていました…。
今さらですがご紹介します。
先日、仕事のお供のドリンクに、これを使ってみました。
いえ、別に体調が悪いわけではありません。
自宅に緊急用として経口補水液を常備していたのですが、賞味期限が近づいてきたので、飲んでしまっているのです。
以前、熱を出して体調を崩したときに経口補水液を飲んだら、とてもおいしかった記憶がありました。
今回、健康な状態で飲んでみたら。
うーん、「薄いスポーツドリンク…」「ちょっとしょっぱい…」という感想しか抱けません。
摂取上の注意を読んでみると、
「医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限りお飲み下さい」
と書いてあるではありませんか!しまった、こういう飲み方をしてはいけないのか…。
もう少し調べてみると、経口補水液は他の飲料より多めに塩分が入っている(OS-1の500mlペットボトル1本あたり1.5g)ため、例えば高血圧の方などが普通の状態で飲むのは、少々問題あり、ということのようです。
だから「医師からの指示がないまま、安易に飲むなよ!」とクギを指しているのでしょう。
Uは高血圧ではなかったので一安心ですが、注意書きはよく読まないといけないですねー。反省。
ちなみに、入試ではこんな問題がありました。
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体内の体液量を維持する仕組みと脱水時の水分補給に関する解説文を読み、問1.尿量が1400mlの場合、1日に何mlの飲水量が必要か説明せよ。〔150字〕問2.体内の水分が減少した場合の体液量調節機構について要約せよ。〔250字〕問3.暑熱環境下で多量の発汗のために脱水症状を呈した。医師は脱水症改善を目的に、消費者庁許可「個別評価型病者用食品」の経口補水液を勧めた。この経口補水液は表1「各種飲料の組成」のA~Dのうちどれか。またその理由について説明せよ。〔200字〕
(宮城学院女子大学・学芸学部・食品栄養学科・推薦)
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これは文系のUにとっては難問です!
しかし、分野によってはこれだけ専門性の高い内容も求められる、ということですね。
小論文対策は、ただ文章の書き方を学ぶだけでなく、こうした周辺知識もつけておかなければなりません。
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