担当者のつぶやき プレミアムなんとかと小論文

こんにちは。担当者Uです。


普通のつぶやきはずいぶん久しぶりになってしまいました。
やっぱり年度末は忙しいです!

教材の切り替えもありますし、年度末にご実施いただいた答案の添削も溜まりに溜まっておりますし、実はこの小論Netも新たな企画を立ちあげようとしていたり…

やることがたくさんあって、頭がパンクしそうです!
でも、「入試でがんばっている高校生や先生方に比べれば…!」と、勝手に自分を奮い立たせてがんばっております。


さて、そんなある日の金曜日。
電車に乗ったら、やけに顔の赤い人が多いような。

「く、うらやましい。仕事が終わってどこかでおいしいご飯とお酒を楽しんできたんだろうな…」
一瞬恨めしい思いに囚われましたが、いやいや、これは好ましいことなんですよね!


そう、「プレミアムフライデー」がスタートしたからです。
月末金曜に早めに仕事を切り上げて、豊かなお休みにしませんか?という国からの働きかけです。
公式サイト?もありました)
日本人の働き方改革と、金曜日を含む休日の消費を促すことと、両方をねらっているようです。


賛否はさまざまあるようです。
こんな記事もありました。
「田舎や一部の企業は無理」…まあ、確かに、そういう実態も多くあると思います。


でも、あくまで日本人の働き方に対する意識改革をねらった取り組みだと考えたら、アリかもしれません。

本当に忙しすぎて、休みたくても休めない、早く帰れない職場も多いでしょうが、そこまでどうしようもなく忙しいわけではないのに、遠慮したり、自身で高い目標を設定したりして、なかなか仕事を放り出せない人も多いと思います。
そういう人がこの取り組みを見て、「月末金曜には休めないかもしれませんが、そうか、もっと休んでもいいのか」と気持ちに切り替わるだけでも意味があるような気がします。
Uは「よく考えたら、こんな設定をしてもらわなくても、自己判断で早く帰ったり休んだりすればいいじゃん」と思いました。

真面目と言うか、周りと違うことができないと言うか、とにかく日本人の気質をうまくつついた制度だよなーと思ってしまいました。


働きすぎ問題は、入試でもこんな形で出題されています。


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『世界2007年3月号』「〈やりがい〉の搾取-拡大する新たな『働きすぎ』」(本田由紀)を読み、「自己実現系ワーカホリック」についてどのように考えるか。
(青森県立保健大・健康科学部・推薦)
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「働きすぎ」なんて、これから社会に出る高校生には気が重くなるかもしれませんが、「社会」もいろいろです。
厳しいこともあれば、とても楽しいこともあります。
あまり一面的に考えず、柔軟に社会を見る目を養ってもらえたらなー、と思います。

今日はなんだかサラリーマンブログになってしまいました。ちょっと反省…。

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