担当者のつぶやき 地球温暖化の今

こんにちは。担当者Uです。


今日は先日の投稿の続きで、地球温暖化について考えてみます。


もう何年(何十年?)も前から「地球温暖化が問題だ!」と言われ続けていますが、そもそも温暖化って何が問題なの?という方も多いのではないでしょうか。
中には「地球は寒冷化しているから温暖化するぐらいでちょうどいい」なんていう意見もあるようなので、ますます何が正しいか、わからなくなりますよね。


現在一般的に認められている見解はどういうものなのか。
調べてみると、環境省のこの資料が比較的わかりやすくまとめてあるように感じられました。


ざっとおさらいすると、
・確実に地球は「温暖化」している
・20世紀以降の温暖化の要因は人間の影響である可能性が高い
・CO2の排出量と世界平均気温の上昇は比例関係にある
ということが言えるようです。
また、この報告書では、その他さまざまな気候変動の情報も多く触れられていました。
例えば
・日本の降水量は年ごとの変動が大きくなっている
(全然雨が降らない年もあれば、とんでもない豪雨が降る年もある、というところでしょうか)
・海水温が上昇している
(ちなみに海面水位の上昇には、南極の氷が融ける以外にも、海水温が上昇して海水が膨張するという原因もあるそうです)
・温暖化によって生態系に変化が生じる
・極端現象(大雨や強風などの短時間の激しい気象から、数か月も続く干ばつ、冷夏などの気候異常)が世界各地で増えると予想される
などなど…。
こんなにたくさんのことが傾向として指摘できるんですね!


ただ、今後の予測がわかれば安心、ということでもありません。
特に「降水量の変動が大きい」ということや、「極端現象」が増えるということは、予想できない自然災害が増える、ということなのですから。
例えば、広島の豪雨土砂災害では、「バックビルディング現象」なる現象が起き、局地的な豪雨になった可能性があるそうです。
(参考:朝日新聞デジタル
厄介なのは、この現象の予測は大変難しいということです。
ふだん私たちは天気予報はかなりの確率で当たるものだと思い込んでいますが、一歩間違えれば大災害につながる豪雨について、現在の科学ではまだ予測できないこともあるのですね。


また、温暖化の原因が二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスであろう、ということも傾向としては言えそうですが、この温室効果ガスの削減も一筋縄ではいきそうにありません。
しかし大切なのは、問題の解決をを先延ばしにしていても、将来いいことはない、ということなのでしょう。
少しずつでも、問題を深刻にとらえて、何か対策を打ち出していかなければならないでしょうね。

高校生のみなさんが、小論文の勉強から、このように社会問題の解決の方向性を探ることにつながっていけばいいなー、と思います。
私たちもそのお手伝いができるよう、がんばりますよー。

担当者のつぶやき 新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。担当者Uです。
年末年始は問い合わせ対応などがストップしてしまい、ご迷惑をおかけしました。
本日より通常対応になっておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


この年末年始の休暇中、Uは郵便局に行く用事があったのですが、
休日でも対応してくれる数少ない郵便局だったためか、たくさんのお客さんがいました!
前に並んでいたお客さんをちらりと見かけると、「○○中学校」と書かれた封筒を手にしていました。
願書の提出なのだと思います。
受験生(とその親御さん)は、お正月とはいえのんびりしていられないですよね。
「私も月曜日からがんばらないと!」と気を引き締めた瞬間でした。


今年、広島県は元旦から雪に見舞われました。
豪雨に大雪に、昨年から本当に悩まされますね…。
受験生のみなさん、志望校の受験日が好天に恵まれるよう、陰ながら祈っています!


本年もさまざまな「小論文」絡みの小ネタを投稿していきたいと思いますので、
第一小論Netを、そして「担当者ブログ」をよろしくお願い申し上げます。

担当者のつぶやき 異常気象と小論文

こんにちは。担当者Uです。ごぶさたしております。


先月から、来年度用の教材準備のあれこれが立て続けに入り込んでいて、
のんびりブログを書く余裕もありませんでした。すみません!
年末はやっぱり忙しいですねー。
受験生のみなさんも追い込みで大変だと思います。がんばってください!


そんな中、大寒波が日本を襲っています。広島では珍しく、都市部でも5~10cm程度雪がつもりました。
みなさまお住まいの地域は大丈夫でしょうか。
ふだん雪が降らない地域は、ひとたび大雪になると交通機関がマヒするなど、混乱が起きます。
今回の雪も早く解決してくれたらいいのですが。


ところで、先日「エルニーニョ現象が確認された」ということをニュースで耳にしました。
エルニーニョが確認された年は暖冬になる、と聞いたことがありますが、この寒さはどうしたことでしょう。
全然暖かくなってないじゃないか!と思われた方も多いと思います。


そもそも、エルニーニョとはどのような現象なのでしょうか。
気象庁のサイトでくわしく説明されていたので、ご参照ください。
こちらによると、エルニーニョ現象発生時の冬の平均気温は高くなる「傾向」にある、ということのようですが、
最新の監視速報(No.267。12/10現在)によると、「エルニーニョ現象が発生しているとみられる。ただし、大気の状態にはエルニーニョ現象時の特徴が明瞭には現われていない。」とありました。

ちょっと混乱してきますが、つまり
「南米ペルー沿岸あたりの海面水温は平年に比べて高い(エルニーニョ)が、日本の天候はエルニーニョ発生時のような異常を観測できていない」ということなのだと思います。

世界の気候はさまざまな要因によって決まってくるのでしょうから、エルニーニョが出たら必ずこうなる、ということでもないのかもしれませんね。気候の予測は難しいですね…。


このブログでもたびたび取り上げていますが、気象に関する問題はよく小論文入試でも出題されます。
次回は温暖化の問題について取り上げてみようかと思います!

担当者のつぶやき 宇宙と小論文

こんにちは。担当者Uです。


最近、宇宙に関連する話題が多い気がします。
先月は「皆既月食」が日本各地で見られました。
Uも仕事中に会社の屋上に上って観察しました。
カメラを持っていなかったのでスマートフォン内蔵カメラで撮ってみたのですが…うーんイマイチ。
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よいカメラを持っていればよかった、と後悔しました。


そして今月に入って、欧州の探査機が世界で初めて彗星に着陸した、というニュースも報じられました。
なんと、10年もかけてこの着陸を計画していたというのですから…すごいですね。

本格的な彗星の調査はこれからですが、どうやら「彗星が地球に生命をもたらした」とする説があるそうで、今回の彗星の成分調査から、その説を検証することができるのではないか、と期待されているようです。


さて、こうした宇宙関連のニュースも、小論文ではよく出題されます。
例えばこんな具合です。


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◎米国のスペースシャトルが1981年の初飛行以来30年の歴史に幕を下ろすことについて述べ、これからの世界の宇宙開発について述べた『2011年7月10日「朝日新聞」』「シャトル引退 次の宇宙に成果つなぐ」を読み、あなたの意見を述べよ。
(2013年度名古屋商科大学・コミュニケーション学部・推薦)


◎火星に探査機が着陸し、かつて生物の生息可能な環境であったことが明らかになった。どのような環境が整えば生物が生息できるか、自分の考えを記述せよ。
(2014年度東洋大学・生物科学部・推薦)
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上の問題は、スペースシャトルの飛行が終了した話題、下の問題は、2012年に火星に着陸した探査機「キュリオシティ」の話題が取り上げられています。いずれも、最新のニュースなどをもとにして問題が作られています。
こうしたさまざまなニュースを知っておく、ということはもちろん重要ですが、ただ「知っている」だけではいけません。
今後の宇宙開発はどうあるべきか、開発を進めるにあたってどういう問題があるのか、そもそも、なぜ宇宙開発が必要なのか…といったことを自分なりに意見として持っておくとよいでしょう。


高校生のみなさんが大人になる頃は、「宇宙旅行」がもう少し一般的になっているかもしれませんね。楽しみです!

担当者のつぶやき モス…

こんにちは。担当者Uです。


現代社会や小論文の学習をしていると、「超高齢社会」という話題をよく目にすると思います。
その中でよく「高齢者の割合がどんどん増えていくため、若い世代が高齢者を支えていかないといけない」というようなことが語られます。
これって、高校生のみなさんにとっては、けっこう「重い話題」ですよね。


でも、ひとくくりに「高齢者」と言ってもさまざまです。
なかには本当にお元気で、社会でバリバリ活躍している高齢者の方もいらっしゃるのですから。
そんな高齢者の活躍の事例を発見しましたのでご紹介します。


モスバーガー、高齢スタッフ積極採用して好影響 予期せぬ「副産物」も(livedoorニュース)


「モスジーバー」とは。うまい!(ちょっと失礼な物言いにも聞こえますが)


これはあくまで「例」の一つです。
世の中のお店がみんな高齢者を雇えばいい、というわけではありませんし、かと言って「こんなのたまたまこの店がうまくいっただけで、そんなに簡単なものじゃない」と悲観的にとらえる必要もないと思います。
モスバーガーも最初は「積極的に高齢者の働き手を求めたわけではなかった」のに、雇ってみると意外とうまくいった、ということのようです。
これまでの先入観にとらわれず、高齢者の方にもっと社会で活躍してもらえる方法を考える、ということが大事なのかなと思いました。

担当者のつぶやき 学問っておもしろい

こんにちは。休日の担当者Uです。

秋のうららかな陽気の中、パソコンを見ていたら、こんな記事を発見しました(うららかなら外で何かしろよ!というご指摘はさておき…)。

和光大学の車内広告がおもしろい

いいですねー。おもしろいですねー。
和光大学さんに限らず、こうした学問のおもしろさは、いろんな大学で味わえるはずです。
本当に自分が心から「おもしろい!」と思える研究対象に出会うのがなかなか難しいことではあるのですが…。


私たちが作っている小論文の教材も、高校生のみなさんに「へ~、そうだったんだ!おもしろいな~」と思ってもらえるような内容にしたいと、常に考えています。

今日はお休みですが、明日からまた頑張ります!

担当者のつぶやき 「マナー」とか「賛否」とか

こんにちは。担当者Uです。
8月中にアップしたかった記事なのですが。遅くなってすみません。
でも、もしかすると入試でも話題になるかもしれないので…季節外れになってしまいましたが紹介します!


8月に、複数のメディアで「水着で街を歩くことについての賛否」が話題となっていました。
「マナー」とか、「賛否」とか、小論文っぽい!
この問題では、以下のような内容が扱われていました。


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◎JR須磨駅南側の海岸は多くの海水浴客でにぎわっている。その反対側、駅北側の飲食店などが並ぶ通りでは、水着のままで歩く人が多くいる。海水浴客の一部のマナーが問題となっている。
例1.水着で街中を堂々と歩く。
例2.水着のまま店や駅に入るため、水浸しになったり、砂だらけになったりする。
例3.水着のままタクシーに乗り込もうとする客がいる。
例4.駅の多目的トイレで着替えをする人がいるため、本来このトイレを使うべき客が利用しにくくなっている。



◎店員や駅員の反応は以下の通り。
例1.夏のかき入れ時期だけに、客への注意をためらう(「この時期は飲み物がよく売れるし…」と、注意したくてもできない)。
例2.立ち入り拒否など厳しい態度で臨む店も出てきた。
例3.「地元の子たちじゃないから、声をかけるのが怖い」という声もある。
例4.JR須磨駅では、改札内にある多目的トイレに鍵をかけた(利用したい人は駅員に申し出てもらうことにした)。



◎海水浴場近くの街中を水着で歩いたり、店に入ったりすることについての、海水浴客の考え
例1.「私、水着で街を歩けるよ。それも受け入れての商売ちゃうの」。
例2.「客が来なかったら、店も売り上げが下がるでしょ。夏の期間だけは、仕方ないのでは」。
例3.「僕は行かない。水浸しで店内に入られると、ほかの客にも迷惑が掛かるでしょ」。
例4.「水着は恥ずかしいから、何か羽織るかな。自分が店で働いていたら、水着の客が来ると嫌だと思うし」。
例5.「水着に着替える前に買い物して、その後に海に来るべき。水着で街をうろうろするのはおかしいよね」。

※海水浴客の言葉は、『神戸新聞Next』を参考にさせていただきました。
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ところで「須磨海岸」はどのような場所なのかというと…
こんなところのようです。
駅のすぐ南側が砂浜!!確かに、水着でそのまま駅のトイレに行けてしまう距離ではあるようですね。


さて、いかにも小論文で問われそうな話題だなー、と思ってみていたのですが。
問題作成者の立場で考えると、この議論についても、「受験者にどのようなことを考えさせるか?」によって問い方が大きく変わってくる可能性があります。ざっと思いつくだけでも、次のような問題が考えられます。


問題1
・上の文章を読んで、あなたは水着で街を歩くことに賛成か、反対か、あなたの考えを述べなさい。
問題2
・上の文章を読んで、店側としては、水着で街を歩く海水浴客に対して、どのような態度で臨むべきだと思うか、あなたの考えを述べなさい。
問題3
・上の文章を読んで、自治体が海水浴客も店側の人間も両方が納得するようなルールを作るとしたら、どのような方法が考えられるか、あなたの考えを述べなさい。


それぞれ、「誰の立場で意見を言うか」が変わってくるのがおわかりでしょうか?
問題2と問題3ははっきりしていますね。案2は「店の人は○○しないといけない」と、お店の人の立場で書かないといけません。また案3は「自治体は○○しないといけない」と、自治体の人の立場で書かないといけません。
問題1はそういう「立場」の条件がありません。とにかく「あなた」個人の意見を問うていることになります。どのような立場の人がどのように利益・不利益を受けているか、等を考えて、あなたなりに賛否の立場を示すことを求めています。

このようなことをはっきりさせておかないと、自分の考えをまとめるとき、的はずれな意見になってしまいがちなので、気をつけないといけませんね。



この問題、考え始めてみるとなかなかおもしろいので、次回につづきます!!(秋に何度も書く話題じゃないのですが…)

担当者のつぶやき 

こんにちは。担当者Uです。


さっそくですが、錦織選手、全米オープン準優勝おめでとうございます!!
Uは高校生のとき、テニス部に所属していました。
当時は日本の男子選手がテニスの世界大会で活躍するなど、考えられませんでした。

また、コーチがマイケル・チャンというのも衝撃でしたね。
マイケル・チャンはUが高校生の頃、ちょうど現役で活躍していました(年齢がバレますね…まあいいや)。
小柄なチャン選手がベースラインより手前に立って、果敢にレシーブを行っている姿はよく記憶に残っています。
私たち日本人とさほど変わらない体格でも世界で活躍できるんだ、と勇気づけられました。
そのチャン選手がコーチとなって錦織選手を指導して、その結果全米の準優勝に結びつくなんて…いやー感動です!!



と、すみません。いつになく熱くなってしまいました…。
このように、昨今の日本のスポーツ選手の活躍は目覚ましいものがありますね。
スポーツ選手の活躍と言えば、2020年東京オリンピックです!
東京での開催が決定して、日本も何かとあわただしくなっています。


2014年度入試では、さっそくこの東京オリンピックにまつわる小論文課題がいろいろ出題されました。
例えばこんな具合です。
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「オリンピックの経済効果」
「オリンピック招致のあり方」
「オリンピック開催が開催地に与える影響」
「2020年を見据えた時、情報技術や情報機器など広い意味での情報の進展は、スポーツに対してどんな役割を果たすか」
「東京オリンピック開催までの7年間でメダルを獲得する、または獲得数を増やすための具体策」
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などなど…。
本当に多方面から問われますね。
オリンピックはただの「大きなスポーツ大会」ではなく、政治や経済、国際関係を巻き込む一大イベントになっています。
それが良いことなのか悪いことなのか。
考え方はいろいろありますが、入試においては、オリンピックの何について考えさせることが求められているのか、をよく考えることが重要になりそうですね。

以上、担当者Uでした。