こんにちは、担当者Uです。今日は高校生のみなさん向けにつぶやいてみます。
3月は「卒業」のシーズン。進路が決まった方、おめでとうございます!まだの方、あと一息です!
このサイトも受験に向けてがんばっている高校生のみなさん、先生のみなさんのお役に立てることを祈って開設しています。
スタッフ一同がんばっていますので、何かご要望があったらご連絡くださいね。
唐突ですが、「卒業」というキーワードでは、どのような小論文入試が出ているんだろう? と気になり、社内のデータを調べてみました。
一例ですが、こんな結果が出てきました↓↓↓
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◎入学後の勉強への取り組みや卒業後の進路への考え方などについて書け。(北海道自動車短期大学 自動車工業科 一般)
◎あなたが本学の書道専攻に進学してまでも書道を学びたい理由を自分の将来(卒業後)の希望と合わせて具体的に述べよ。(東京学芸大学 中等教育教員 書道専攻 推薦)
◎A村は、高齢化が進んだ山間の豪雪地帯にあり、毎年屋根の雪下ろしが追いつかず、家屋の倒壊が相次いでいた。そこで、A村の近くにあるB大学では、卒業に必要な科目として、学生に対してA村の除雪のボランティア活動を事実上義務付けた。このことの是非について論じよ。(新潟大学 法学部 後期)
◎あなたは、本学卒業後、歯科医師になってから、どんな夢や目標、あるいは大志を実現したいと思うか。複数のイメージでも差し支えない。できるだけ詳しく書け。(大阪歯科大学 歯学部 前期)
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うーん、いろんな問題があるものですね。普段から仕事で入試問題を見ているUもびっくりです。
比較的、志望理由的なものを書かせる出題のなかでよく用いられるようですが、まだ大学に入ってどんな生活が待ち受けているかもよくわからない高校生に「大学卒業後の将来」まで見据えて考えを述べさせるんですね!これは大変です。
しかし、高校生のうちからこうした考えをきちんと整理しておくことはとても大事です。「目標」を持って、ではその「目標」を達成するためにどのような「行動」をとらないといけないかを考える、という作業は、大人になってからも必要になることです(Uの今年の目標は「毎月10キロ走る」です。どうでもいいことですが)。
「近いから」「友達がいるから」といった理由で進路を選んでいませんか? しかし、大学の先生の気持ちになってみれば、「本当にうちの大学でちゃんと勉強する気あるのかな・・・」と思われてしまうでしょう。
大学側にも「お、この受験性はやる気があるなー」と思ってもらえるだけの文章が書けるようにならないといけません。そのためには繰り返し練習することが大切です。
小論文入試でどんな内容が出題されているかを知りたい方は、「入試過去問BOX」をご覧ください!大学がどんな問題を出題しているのか、眺めるだけでも、けっこうおもしろいものですよー。